「宮城の魅力発見!」活動企画 ~学生が創造する活力あふれる明るいみやぎ~
未来につなげたい宮城の魅力を
学生が探求・発信!
チームビジネスエンジニアMGU
更新日:

《白石和紙×岩出山しの竹細工》県南と県北の伝統工芸品を使用したコラボレーションバレッタを制作!
私たちは宮城学院女子大学宮原ゼミのメンバー5名で構成しているチームビジネスエンジニアMGUです。
普段は観光による地域活性化について学んでおり、今回宮城150周年の活動の一環として、
白石市「佐藤紙子工房」と大崎市「竹工芸館」へコラボレーションバレッタパーツ制作依頼をし、
現地へのフィールドワーク調査も行っています。制作したバレッタは、11月1日に行われる150周年記念式典で販売する予定です。
今回はワークショップとアンケート調査を実施したのでレポートします。
〇バレッタの制作を体験していただくワークショップの開催 (実施日:9月24日)
仙台市泉区、ブランチ仙台WEST内の「まちづくりスポット仙台」にて、参加者の方にバレッタの制作を体験していただくワークショップを開催しました。このワークショップは、バレッタを購入するお客様の視点からの意見をいただくこと、今後の伝統工芸品の在り方やコラボレーション商品の新たなアイディアに繋げることを目的に行いました。そのため、アンケートへの回答を条件に、参加者の参加費・材料費を無料にし、制作したバレッタはラッピングしてお持ち帰りいただく形を取りました。参加して頂いた方の多くが親子で、特にくるみボタン(白石和紙を使用して作るパーツ)を作る工程が楽しかったというお声を多くいただきました。親子で参加した方の他にも、大学生を応援したいという気持ちで参加してくださった方もおり、150周年企画についてや私たちの思いも知っていただくことができました。バレッタを作りながらお客様と会話をしたのですが、その会話の中で和紙、竹細工それぞれに魅力を感じていただくことができたと感じました。ワークショップで実施したアンケートの回答から、白石和紙、岩出山竹細工が宮城県の伝統工芸品だということを知らなかったという方が9割いることを知りました。もっと多くの方に伝統工芸品を知っていただくにはどうしたらいいのかを再度考えるきっかけにもなり、とても貴重な時間を過ごすことができました。

〇これまでの活動をふり返って
ワークショップを機に「伝統工芸品に興味関心の薄かった人」「宮城の伝統工芸品を知らなかった人」の意見や感想にはじめて触れました。これまでは職人として宮城の伝統工芸品に関わる人たちのお話を聞いてきたので、アンケート調査の結果や参加者の方とのお話はとても新鮮なものでした。また、伝統工芸品に触れること、その存在を知ることは、地域そのものを知る入り口になり、宮城県に住む人にとっても県外に住む人にとっても、宮城の魅力を感じられる企画になったのではないかと感じました。
活動全体を通して、ご協力いただいた職人さん、ワークショップに参加していただいた方々、指導をしてくださった宮原教授、150周年記念活動企画の運営事務局の方々など、様々な方の協力があり私たちの企画が成り立っていることを実感しました。本当にありがとうございました。
〇今後の活動について
11月1日国際センター大ホール隣にある桜ホールにて、《白石和紙×岩出山しの竹細工》コラボレーションバレッタの販売を予定しています。当日は一般の方の来場は出来ませんが、チームビジネスエンジニアMGU公式Instagram https://www.Instagram.com/bz._miyagi150にて、引き続き情報発信をしてまいります。引き続き応援よろしくお願いします。
