「宮城の魅力発見!」活動企画 
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チームZUUUんだ〈匠〉

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栗原市の魅力をVRのなかへ ― チーム ZUUUんだ〈匠〉―

 私たちは、宮城大学事業構想学群の4年生3名、1年生3名で本活動に取り組んでいます。
4年生は本学事業プランニング学類の高山ゼミに所属しており、これまでに企業の販売促進や新規事業立案、キャッチコピーについて学んできました。本活動の指導教員のニックネーム及び本ゼミ4期生の愛称「SUUU」と溢れんばかりの宮城への愛が、チーム名である「ZUUUんだ」に込められております。今回は「アントレプレナー基礎」を履修している1年生とタッグを組み、栗原の魅力を広めるべく学年の垣根を越えて活動しています。

 今回私たちが舞台に選んだ栗原市は、宮城県北西部に位置し、秋田県と岩手県に隣接しています。
市内の至る所に「昭和レトロ」が感じられる不思議な町になっています。
以下で、本活動のメイン撮影地となった3施設について紹介します。

 2017年4月1日に開館したくりでんミュージアムは、2007年に廃線となったくりはら田園鉄道について詳しく知ることができる唯一の施設です。機関車庫、客車庫では、かつて実際に線路を走っていた車両や、様々な工具や機械が当時のままの姿で展示されています。資料館では、くりでんで使われていた様々な道具が展示してあり、くりでんが走っていた沿線全線を再現したジオラマもあり、当時のくりでんをそのまま感じることができます。

 細倉マインパークは、1200年の歴史をもつ細倉鉱山を利用したテーマパークです。
坑道の一部を見学でき、動いたり喋ったりするリアルすぎる人形や実際に使われていた道具や機械などを見ることができます。坑道の中は14℃ほどしかなく、真夏でも長袖の上着は必須となっています。

 六日街通り商店街は、かつて栗原電鉄が通り細倉鉱山の従業員などで溢れかえった商店街で、
一時はシャッター街となってしまいました。しかし、2015年11月にカフェ「かいめんこや」のオープンを機に、続々と新しい店も増え、かつての懐かしさを残しつつも新たな姿に生まれ変わっています。

 本活動では、栗原市の魅力を伝えるために宮城大学の学生と株式会社エスユーエス様が協力し、
VR技術を用いて栗原市観光PR動画の撮影に臨みました。学生であらかじめ下見し、撮影ルートや撮影箇所の事前計画を立て、スムーズに本撮影を行えるよう準備を重ねました。
施設の方々や市の観光課の方々のご厚意のもと、円滑に撮影を進めることができました。

 撮影ではロケ班の学生と本撮影班のエスユーエス様方のふたつの班に分かれて行いました。

 ロケ班は学生が実際に360°カメラを手に持ち、栗原市に観光をしにきた学生という設定で、実際に楽しく散策しながら動画撮影をしました。撮影時は新型コロナウィルス感染症予防に留意しながら、会話の音声や数年後も動画が残るという観点から、マスクを外して行いました。観光客目線での撮影を意識し、動画を目にした方々が興味を持ち、栗原に来たくなる動画になるよう工夫しました。
また、VR動画作成の際に補足となるような、施設の展示物などの360°カメラが写しづらいところも同時に撮影して回りました。

 本撮影班は株式会社エスユーエスの方々があらかじめ作成した香盤表を元に、定点360°カメラでロケを行いました。人が写りこまないよう注意を払い、慎重かつ丁寧に撮影を進めました。
学生は初めてのVR撮影ということで不慣れな点も多々ありましたが、エスユーエスの方々に支えてもらいながら良い動画を撮影できました。
栗原市の皆さまのご協力のおかげで、素晴らしい撮影ロケとなりました。

 撮影後は学生とエスユーエス様で何度も話し合いを重ね、コンテンツの完成に向けて最終調整をしています。また、並行してインスタグラムへの投稿やお世話になった方々への動画の内容確認もあわせて進めています。

 自然豊かな栗原市に足を踏み入れた瞬間から、ノスタルジーを感じることができます。
くりでんミュージアムでは、特大のジオラマや実際の切符などの展示物や廃線した車両から、激動の時代を生き抜いた人々の息づかいを感じました。

 六日町通り商店街は「レトロ」という言葉がとても似合う商店街で、隠れ家のようなお店や商店街の方々の温かさ、懐かしさに自然と心が温まりました。
また奥へ奥へと進みたくなる商店街で好奇心が掻き立てられるような場所でした。

 細倉マインパークでは、鉱山の神秘さや想像を超えた当時の盛んな活動の様子を知ることができました。

足を踏み入れた瞬間から感じる肌寒さやどこからか感じるエネルギーに不気味さを感じますが、この気持ちはここならではのものだと思いました。
訪れた人々は、日常生活では体験できない貴重な時間を過ごすことができるのではないでしょうか。

 街を歩くときの気分はまるで探検家です。

 本活動を通し、毎秒私たちの心の中でときめきが生まれるという点が、栗原市の最大の魅力なのではないかと感じました。